妊娠と診断されましたら、まずは各市町村の健康センターなどで母子手帳をお受け取りください。 妊娠中は服薬やお食事に注意してください。よくわからない事などは、お気軽に当院までご相談ください。
また、安定期(妊娠5ヶ月)に入るまでは、2週間に1回の診察を受けましょう。
曜日 | 診察時間 |
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月・火・木・金曜日 | 9:00~12:00 / 15:00~18:00 |
水・土曜日 | 9:00~12:00 |
日曜日・祝日 | 休診 |
※急患はいつでも受付してますので、異常があるときは電話して来院してください。
○妊娠悪阻
つわりのことです。症状には個人差があり、まったく普通に食事ができる人、空腹になると気分が悪く、かえって食欲が増す人から、水分さえ取れずに長期の入院治療を要する方までおります。赤ちゃんに害のない薬を飲んでいただくこともあります。○切迫流産
流産になりかかっているという状態のことです。出血や腹痛、下腹の張りなどが主な症状です。安静が大切で薬を飲んでもらうときもありますが、この時期の流産は初めから赤ちゃんが弱いために流産することが多いので、超音波による診察で、赤ちゃんが元気であればあまり心配はないといえます。
妊娠安定期に入りましたら、4週間に1回の診察を受けましょう。
当院では、分娩や育児に関する知識を身につけて、安心して出産ができるように定期的に出産・分娩・育児に関する各種講習会を無料で開催しています。
○ラマーズ法・ソフロロジー法教室
ラマーズ法とは妊娠中から呼吸法や弛緩法を取り入れ、出産に対する過度の緊張や恐怖心をなくし、自然な形でお産できるようにする出産法です。ソフロロジー法は麻酔薬を使わない無痛分娩で、代替医療法のひとつ。東洋的な禅やヨガを取り入れた訓練法で、精神や身体の安定を得ることにより安全にお産できるようにする出産法です。
○安産教室
○中期教室(着帯教室)
妊婦さんが安心してお産に臨めように、お産の実際的な話をしたり、院内を見学したりして、様々なお産に関する知識を身につける教室です。
腹帯の巻き方、妊娠中の過ごし方、乳房の手入れなどの教室です。
○切迫流早産
腹痛、下腹の張り、出血が主な症状ですが、この時期の流産は赤ちゃんが元気なのに 子宮の入り口の締りが悪かったり(頸管無力症といいます)、過度の子宮収縮のために起こります。安静にして、子宮の収縮を抑える薬を使用したりします。
妊娠後期では、定期検診は2週間に1回の診察を受けましょう。
この時期には、お産のための入院の準備などを無理せず、少しずつ進めていただきます。主にご準備いただくものは以下をご覧ください。当院では入院時、最低必要なものは用意させていただいておりますので、できるだけ少ない荷物で入院してください。
入院時にご準備いただくもの
あると便利なもの
当院で用意してあるもの
付添人について
付添人は原則として必要ありませんが、心細い方は付添っていただいて結構です。付添いの方の食事、布団も用意します。
面会について
ご面会の時間は午後9時までとなっております。
出産・分娩を間近に控えたこの時期は、毎週1回診察を受けましょう。
出産の兆候が現れるまでは、ご自宅でお過ごしいただいて結構ですが、以下のような症状があった場合は、お産が始まった兆候ですので、すぐにご連絡ください。また、以下の症状の他に何か異常がある場合もご連絡ください。
陣痛が始まる | 15分~20分おきに規則的におなかが張ってくる。 |
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おしるし | うすい血性の分泌物がおりる。 |
破水 | 急にお湯(羊水)がおりる。 |
急患はいつでも受付けしてますので、妊娠中の腹痛、出血等異常があるときはお電話の上来院してください。
ご注意
※特に2回目以降のお産をする方は、早めに連絡の上来院して下さい。
※夜間は電話をしてから病院に来て下さい。
診察の上、分娩室でお産していただきます。各種教室で身につけたことを思い出し、落ち着いてお産に望みましょう。また、当院では妊婦さんのお好きな音楽を流し、落ち着いてお子さんの誕生を迎えられるよう配慮しております。
出産の立ち会いについて
当院では、出産・分娩の時は、できるだけご主人にも立ち会っていただく方針です。
出産後も母子ともに1ヶ月に1回程度の検診を受けましょう。
当院にて、母子の計測を行い、観察の上、指導させていただきます。何か異常がある場合や、わからないことがあれば、お気軽にご相談ください。